膝の動かし方
はじめに
膝の動きは、曲げるか伸ばすかになりますが、その曲げ伸ばしの度合いや、片側の足のみ曲げたり伸ばしたり、そしてそのタイミング（順番）などを考慮するといくつかのパターンが生まれます。
特徴としては、膝を伸ばすと骨盤が上向くため、例えば膝を曲げてスイングすると骨盤はフラットにまわることになります。あと、膝の曲がりが少ないとヒップのスライド量も減り、スイングプレーンはアップライトになる傾向にあります。
ちなみに、膝が割れるという状態は強度がなくなりますのでNGとなります。
スウェイしないように注意しましょう。
パターン
オーソドックスなものは、テイクバックで右膝を伸ばし左膝が曲がり、ダウンストロークで両方の膝が曲がる状態を通過して、フォローにかけては左膝が伸びて右膝が曲がるという動きになると思います。比較的普通な動きですが、曲げ伸ばしの度合いは人によって変わります。
左膝を曲げっぱなし、右膝を曲げっぱなし、両膝曲げっぱなし、逆に両膝を曲げない、という様々なパターンがあります。実は誰しもが状況に応じて（ライによって）自然に使い分けているはずですが、普段の通常のスイングとしては上記のオーソドックスなパターンをベースに考えることを推奨します。
さいごに
膝の役割を大雑把に言うなら、スウェイしないように、体の軸を安定させるということになります。
そう言えば、、、
どうでも良いのですが、昔はテイクバックで右膝を曲げたまま（右膝は固定して）トップまで上げる人が多かったと思います。そう指導している人が多かったんだと思います。しかし近年では右膝は伸ばして良いと教える人が増えました。
骨盤と膝って連動してるので、どこかで膝の曲げ伸ばしをロックすると骨盤もそれ以上は回転しづらくなりますが、これを利用して軸を安定させる人もいるでしょう。逆にしっかり骨盤を回転させて動かしたい人は右膝は伸ばした方が良いことになります。
（※右膝の固定ですが、ホントに右膝をアドレスの位置から固定させて思いっきり上半身をひねってから、それをひねり戻して打つようなスイングだと、かなりの確率で腰を痛めるので気をつけてください。）
まぁどちらが良いという話ではないのですが、個人的には偏り過ぎるよりは、ご自身のスイングモデルや癖などを考慮して、度合いを考えながらうまく採用すると良いのかなと思います。
チャーシューめん ふつう、1,160円